トンデモ判決確定

http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/200629022.html より転載
三橋歌織被告 上告せず懲役15年の確定へ


 夫を殺害した罪などに問われ、懲役15年の判決を受けた三橋歌織被告(35)が最高裁へ上告しないことを決めました。判決が確定することになります。
 三橋被告は2006年12月、東京・渋谷区の自宅で夫の祐輔さん(当時30)をワインの瓶で殴って殺害し、遺体を切断して捨てた罪で起訴されました。弁護側は、「被告は事件当時、責任能力がなかった」などとして無罪を主張していましたが、1、2審ともに責任能力を認めて懲役15年の判決を言い渡しました。三橋被告は29日付で最高裁へ上告する権利を放棄しました。期限の来月6日までに検察側も上告しない見通しで、7日午前0時に判決が確定することになります。


*私に言わせれば、この事件は無罪です。第2審で、検察側の推薦した医師は、第1審における検察側・弁護側両方の医師の一致していた「犯行当時被告は心神耗弱状態で、責任能力はなかった」という精神鑑定結果を覆して、「完全に責任能力があった」という鑑定結果を裁判所に提出したそうです。果たして信頼できる精神科医だったのか、極めて疑わしく思います。上告しないのは、被告が同意した上でのことでしょうが、残念なことです。