「ますらおぶり/たおやめぶり」という神道流の素朴な「性別特性論」（男女には生まれつき異なる特性があるという議論）を説く長谷川三千子氏といい、「義理と人情を秤に掛けりゃ、義理が重たい男の世界」という「ホモソーシャリティ」（男性間の非・性的な絆…

長谷川伸の股旅もののヒーローたちがさっそうとして見えるのは、たんに、腕っぷしが強くて、いなせないい男であるというためだけではない。むしろそれ以上に、自分は、女一人すら仕合わせにできないほどに、やくざな男である、ということに、強烈な責任感と…

今日はお休みにしました。