若い男性の草食化

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201101/2011011200852&rel=m&g=soc より転載
セックス無関心が倍増=若い男性、草食化進む?−厚労省研究班


 セックスをすることに関心がない、または嫌いという若い男性が2年間で倍増していることが12日、厚生労働省研究班の調査で分かった。性交渉のない既婚者も増加傾向で約4割に達し、研究班の北村邦夫家族計画研究センター所長は「少子化の背景としてセックスレスの問題は重要」と話している。
 この調査は性に関する意識や行動をテーマに、2年ごとに実施。昨年9月、無作為に抽出した16〜49歳の男女3000人を対象に調査票を配布、1540人から回答を得た。
 性交渉をすることに「とても」または「ある程度」関心がある人は、男性81.4%、女性49.0%で、ともに2008年の前回調査より低下した。
 「関心がない」もしくは「嫌悪している」と回答したのは、男性17.7%、女性48.4%。特に16〜19歳男性では36.1%(前回17.5%)、20〜24歳男性では21.5%(同11.8%)と2年でほぼ倍増していた。
 結婚している人のうち、1カ月間性交渉をしなかったという人は40.8%。04年調査から31.9%、34.6%、36.5%と増加している。主な理由は、男性は「仕事で疲れている」「出産後何となく」、女性は「面倒くさい」「出産後何となく」の順だった。(2011/01/12-19:10)


*マクロに見れば、「<性>に取り憑かれた近代」が終わりつつあるということではないでしょうか。