石原都庁「マンガ焚書条例」の走狗となった都庁記者(クラブ)の不勉強

 (前略)条例に反対した都議のひとりがいう。
「知事や条例担当者の会見で懐疑的な質問をするのはインターネット・メディアや雑誌の記者ばかりで、大メディアは質問もせずにダンマリ。それで都の主張を鵜呑みにした記事を作ってきたのです」
 (中略)
 なぜ読売をはじめとするクラブ記者は、曲がりなりにも活字メディアの担い手でありながら都庁の宣伝マンに成り下がっているのか。前出・都議の指摘は明快だ。
提灯記事を書けば、都政の情報を優先的に流してもらいやすいのでしょう。昨年末の読売新聞には、都が漏らさないとわかるはずのない予算案の内容が、発表前に紙面化されていました」
 これが“健全新聞”だそうだ(『週刊ポスト』2011年1月14日号、pp.61-62)。


*民は依らしむべし、知らせるべからず?マスコミに就職しなくてよかったとつくづく思います。