「女は家庭」派の妻増加

http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010053101000511.html より転載
「女は家庭」派の妻増加 20代中心に価値観変化


 「夫は外で働き、妻は主婦業に専念すべきだ」「母親は育児に専念した方がよい」といった伝統的価値観に賛成する既婚女性の割合が、これまでの低下傾向から一転し、20代を中心に増加していることが31日、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所の「第4回全国家庭動向調査」で分かった。
 調査は5年ごとで、今回は2008年7月に全国の約1万3千世帯を対象に実施。回答が得られた69歳までの結婚している女性6870人を分析した。
 調査結果によると、「夫は外で働き、妻は主婦業に専念すべきだ」に賛成は全体で45%で、1993年の第1回調査時(53・6%)から前回の03年調査(41・1%)まで続いていた減少が初めて増加に転じた。
 年齢別では、29歳以下が47・9%で前回調査より12・2ポイントの大幅上昇。30代が7・6ポイント上昇の41・7%、40代も6・6ポイント上昇の39・8%。一方、50代は2・5ポイント低下の42・3%、60代は4ポイント低下の57・2%と低下傾向が続いたまま。
共同通信


*私も、二流大学で女子学生たちを教えていて、同様の印象をもっています。おそらく、20代の女性は、昨今の経済不況によって働く環境が悪化した影響をまともにうけているのでしょう。