薬物依存症とギャンブル依存症

 日本は、薬物依存に関する限り、「奇跡の国」と呼ばれています、違法薬物の生涯使用率は、アメリカでは48%、EU諸国で30%代ですが、日本はわずかに2%。対照的に、ギャンブル依存症に関しては、欧米諸国が人口の2〜3%であるのにたいして、6%、男性に至っては11%。「パチンコ産業」のためです。有名人の薬物依存に対する厳しさと、カジノ法案に対する甘さは、こういう状況を反映しているのでしょう。