BPD患者と母親

「お母さんはわたしを愛してくれなかった」と言うけれど・・・・・・
《お母さんも「お母さんの道の上」ではあなたのことを愛していたはずです》
「親に愛されていない」と訴える患者さんが多いですが、親に話を聞くと、客観的には愛情がなかったとはいえないケースが多いです。他人はもちろん、親といえども、あなたと同じ道を歩んでいるわけではなく、あなたの思いとは別のところで親は子どもを愛しているのです。自分とは違う感じ方や生き方があるのだとわかれば、相手の言動も理解できるようになります(市橋秀夫(監修)『境界性パーソナリティ障害は治せる!』大和出版、2013年、p87)。


*ごもっともです。


「AC・よそ者・私とあなたー『見捨てられ』感覚をめぐって」
http://d.hatena.ne.jp/kkumata/20150915/p1