精神医療はアメリカ化すべきではない

 精神科医中井久夫さんが、最近のエッセーのどこか(出典は失念)で、アメリカの精神科医に会うと、「私たちアメリカの精神科医は、いまや保険会社の従業員のようなものである。貴国の精神医療は、私たちの轍を踏まないように気をつけてほしい」と言われる、と書いていました。TPP交渉締結後の日本の精神医療が心配です。