男性医師、精神鑑定で女性を裸に

http://digital.asahi.com/articles/ASG873HP9G87PLZB005.html より転載
大阪の男性医師、精神鑑定で女性を裸に 弁護士が批判


 京都地裁で昨年4月、裁判員裁判対象事件の被告だった当時30代の女性に対して行われた精神鑑定で、大阪市内の病院に勤務する鑑定人の男性精神科医が女性を裸にして身体検査をしたと、弁護人だった古川美和弁護士が7日発表した。
 古川弁護士によると、鑑定は公判前整理手続き中に弁護側が請求した。鑑定で医師は女性に下着を脱ぐよう指示し、体を前後から観察したという。拘置所の職員2人が立ち会った。
 女性が古川弁護士に相談して検査が発覚し、弁護士が地裁に報告。昨年7月に地裁で開かれた協議で、医師は裸にさせて検査したことを認め、「女性には事前に承諾を受けた。成育状況や傷を確認する必要があった」と説明したという。医師が作成した精神鑑定書には検査の経緯は記載されていなかった。古川弁護士は「全裸検査は一般的に不要で、今回も実施する特殊性はまったくない。鑑定の名を借りた性的虐待だ」と批判した。


*宗教界も基本的にジェンダー保守の世界ですが、精神医療業界もいい勝負のようです。